2019-06-06から1日間の記事一覧

朝鮮、引揚げ、部屋――日野啓三の初期小説四冊

最近日野啓三を読んでいた。日野といえばSFを取り入れたりした八〇年代頃の都市幻想小説がたぶん代表作になるかと思う。『天窓のあるガレージ』『夢の島』『砂丘が動くように』といった作品で、これは私もむかし読んでいたけど、日野は六〇年代読売新聞の外…