「未来」2016年秋号(No. 585) - |未來社 未来連載第一回が始まりました。今回は全体のイントロダクションと、「赤と黒の記憶」、「歩兵中尉の息子」を扱っています。時系列からすると変ですけれど、本文で書いたとおりこれはこの二作が表裏一体だからです…
月刊PR誌「未来」|未來社 表題の通り、季刊「未来」にて、「『挾み撃ち』の夢――後藤明生の引揚げ(エグザイル)」の連載をスタートすることになりました。九月末に出る季刊「未来」2016年秋号にて、第一回「〈異邦人〉の帰還」が掲載されます。全六回、一年…
トラフィック・キングダム作者: 石川博品発売日: 2016/08/11メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るいずれも石川博品がウェブで公開していた中篇作品を三つ集めた作品集。ただし、『Fallout3』の二次創作となる「がんばれドッグミート」だけは…
ドン・キホーテの消息作者: 樺山三英出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2016/05/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (8件) を見る 「ドン・キホーテが還ってきたのさ 誰もが彼を探していたんだ」 樺山三英 - 『ドン・キホーテ』再入門…
そういえば、ツイッターを始めていました。はじめる— 東條慎生 (@inthewall81) 2016年8月29日
ある子供作者: トーマスベルンハルト,今井敦出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2016/05/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見るガイドブック『東欧の想像力』でも近刊予告がされていた「自伝」五部作の第五作が本書『ある子供』…
ある一族の物語の終わり (東欧の想像力)作者: ナーダシュペーテル,早稲田みか,簗瀬さやか出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2016/04/30メディア: 単行本この商品を含むブログを見る松籟社〈東欧の想像力〉叢書第十三弾は現代ハンガリーを代表する作家、ナーダ…
メロディ・リリック・アイドル・マジック (ダッシュエックス文庫)作者: 石川博品,POO出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/07/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る久しぶりに出てすぐの石川博品の新作を読めた(なお一月遅れ)のでざっと書い…
ちょっと時間がとれたので、溜まっているものを記事にしていく。 「ひょうすべの約束」 文芸 2016年 05 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/04/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る「文藝」で展開されてきた「ひょうすべ…
http://www.geocities.jp/gensisha/ainu/index.html アイヌ民族否定論に抗する作者: 岡和田晃,マークウィンチェスター出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/01/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (30件) を見る『アイヌ民族否定論に抗する』の目…
ちょっと遅くなりましたけれど、過日開催された樺山三英によるイベントというか講演に行ってきたことについて簡単にメモしておきます。 7/2(土)17:30~『ドン・キホーテ』再入門/ゲスト:樺山三英氏『ドン・キホーテの消息』出版記念 | Peatix ドン・キホ…
重要なお知らせ | Information | ZABADAK OFFICIAL SITE さっき突然この訃報を聞いて愕然としている。享年56。若すぎる。 このブログもめっきり音楽の記事を書かなくなってしまってもう五年。環境が変わってCDをあまり買えなくなったことで音楽を聴きまくる…
向井豊昭アーカイブ 今回の更新は、向井豊昭の短篇「モヨロの人たち」です。同人誌『小説集 ここにも』(1976年)収録のもので、自身の血縁者にもかかわらず別姓だった京谷勇次郎という人物の調査をする語り手と、狩猟民族の空想譚がからんだ不思議な作品で…
向井豊昭アーカイブ 一月の記事で権利関係確認のために非公開にしていた記事を再公開しました。 エスペラント誌「La Movado」より向井豊昭関連記事 再度、「La Movado」のエスペラント語の翻訳をしていただいた間宮緑氏と、注と校正をしていただいた峰芳隆さ…
東欧の想像力作者: 奥彩子,西成彦,沼野充義出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2016/02/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る〈東欧の想像力〉の松籟社から、その叢書名を冠した現代東欧文学ガイドが刊行された。世界文学ガイ…
向井豊昭アーカイブ 今回の更新は短い文章を二つ公開します。エスペラント誌「La Movado」に掲載された向井豊昭と同人たちとのやりとりと、「北海道ローマ字研究会」に掲載された書簡の一節です。エスペラント語でのやりとりでは特に、向井豊昭の立ち位置が…
「アイヌ民族とオーストラリア先住民――同化・差別と研究の現在」 | 2016年1月21日(木)18時~20時半 | 東京外国語大学本部管理棟中会議室 - SFWJ:イベント案内 東京外語大*1で行われた表題イベントに参加。岡和田晃、マーク・ウィンチェスターのおなじみの…
メダリオン (東欧の想像力)作者: ゾフィアナウコフスカ,加藤有子出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2016/01/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る このように考えだされ、実行された大宴会は人間の作品だった。人間がその実行者であり、その対…
科学技術館での上映 – Science Liveshow "Universe" *1 今日科学技術館シンラドームで行われたライブショー「ユニバース」に行ってきました。菅さんが東京に来ると言うことで、これは行っておかないといかんなと。九段下で降りたので途中で武道館を横切るわ…
時の止まった小さな町 (フラバル・コレクション)作者: ボフミルフラバル,平野清美出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2015/12/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る〈東欧の想像力〉スピンオフ〈フラバル・コレクション〉もすで…
というわけで年末のまとめ。年一でやると長くなりすぎるので七月時点で半年分をまとめようと思ったけれども、なんだかんだとやはり年末になってしまった。まとめると分量多すぎるねやっぱり。今年は何を言おうとも「放課後のプレアデス」がすべて。アニメ単…
今年はいろいろ別の用事とか、後半は仕事でここに書くことがかなりない。冬に読んでいた本の記事で大まかに書いたけど、全体で20ほど挙げるとなるとこうなる。既に記事を書いたものについては過去記事参照。細雪 (上) (新潮文庫)作者: 谷崎潤一郎出版社/メー…
第36回日本SF大賞エントリー一覧 リンク先にあるように、「放課後のプレアデス」を第三十六回SF大賞に推薦しました。 見た時にはすでにいくつかプレアデス推薦文が載っていて、私の評価とも似たものもあり、もういいかな、とも思いました。けれどもツイッ…
向井豊昭アーカイブ 今回の更新は、向井豊昭のガリ版刷り個人誌「手」三号よりおよそ百枚の短篇「埴輪の目」を公開します。これは向井自身の夜間学校時代を題材にしたもので、作中の山田陽太郎というアイヌ民具を収集している民族研究家は、在野の民具研究で…
「SF Prologue Wave 2015年10月20日」 – SF Prologue Wave 六月にも載せていただいた「SF Prologue Wave」の10/20日公開分にて、わたしの創作童話「ゆうやけ」が寮美千子さんの挿絵とともに掲載いただいています。 これは、児童文学雑誌「ぱろる」に…
人間の病気 後藤明生・電子書籍コレクション (アーリーバード・ブックス)作者: 後藤明生発売日: 2015/05/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る笑い地獄 (1978年) (集英社文庫)作者: 後藤明生出版社/メーカー: 集英社発売日: 1978/08メディア: 文…
放課後のプレアデス みなとの星宙作者: 菅浩江:著 GAINAX:原作出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2015/08/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見るゆっくり読める時間を待ってたらちょっと遅くなってしまったか。というわけで…
何?―後藤明生作品集 (1970年)作者: 後藤明生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る何? 後藤明生・電子書籍コレクション作者: 後藤明生出版社/メーカー: アーリーバード・ブックス発売日: 2014/03/01メディア: K…
一昨日の続き、というわけで。長くなったので結局別記事を立てます。 キャストトークショーの感想 【ぽ・わ~むな夜】「放課後のプレアデス」一挙オールナイト上映会 in シネマート新宿 という至福のひととき - Togetter蚕録 -桑島法庫台帳-:TVアニメ『放課…
というわけで、おそらくは人生初のアニメイベントに行ってきました*1。普通に昼か夕方からやるのかなと思ったらオールナイトで朝五時に終了とかひでえスケジュールだと思いましたけれど、あれだけ文章を書いておいて行かない訳にはいかないでしょうと。おれ…