本
長沼毅 - 形態の生命誌 形態の生命誌―なぜ生物にカタチがあるのか (新潮選書)作者: 長沼毅出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る長沼氏は最近も結構本出しているけれど、内…
ペインティッド・バード (東欧の想像力)作者: イェジーコシンスキ,Jerzy Kosinski,西成彦出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2011/08/05メディア: 単行本 クリック: 65回この商品を含むブログ (7件) を見る図書出版松籟社ホームページ :: ペインティッド・バード…
SF読んだ記録その三。 シオドア・スタージョン - 一角獣・多角獣 一角獣・多角獣 (異色作家短篇集)作者: シオドアスタージョン,Theodore Sturgeon,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 70回この商品を含…
僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)作者: かじいたかし,皆村春樹出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2011/06/30メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 1,358回この商品を含むブログ (86件) を見る祭に便乗するには出遅れすぎた感があるけれど、前回とライトノ…
耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)作者: 石川博品,うき出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/01/30メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 293回この商品を含むブログ (82件) を見るこのブログでラノベ記事を上げるのは初めてだ。 嗚呼…
前回の続き海外編。 アイザック・アシモフ「はだかの太陽」 はだかの太陽 (ハヤカワ文庫 SF 558)作者: アイザック・アシモフ,冬川亘出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (53件) を見る「鋼…
ここ四五年、単発的に読む以外に全然SFを読んでいなかったので、積んでるSFが増えすぎた。先月フリマの作業が終了してから、延々SFを読んでいたので、まとめて軽く感想を書く。 カレル・チャペック「ロボット(R・U・R)」 ロボット (岩波文庫)作者: カレル…
現代東欧文学全集〈第12〉 (1966年)作者: イヴォ・アンドリッチ出版社/メーカー: 恒文社発売日: 1966/09/20メディア: ?購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (1件) を見るユーゴスラヴィアのノーベル賞作家、イヴォ・アンドリッチの代表作。セルビ…
ちょっとまえに話題になった動画がある。 サッカーの試合中負傷者が出たたため場外に蹴り出されたボールを、ベンチにいた革靴スーツのストイコビッチ監督が飛び出してノーバウンドで蹴り返し、見事ゴールさせたという場外ファインプレーだ。シーズンベストゴ…
東欧文学をいくつか読みながら、自分の世界史知識のなさに危機感を覚えた。何しろ、高校世界史レベルの常識すら覚束ない。東欧文学を読むどころか、海外文学その他なんにしろ、歴史という土台がないと何事もはじまらんなと思い立ち、世界史をある程度はは知…
わたしは英国王に給仕した (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)作者: ボフミル・フラバル,阿部賢一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/10/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 150回この商品を含むブログ (26件) を見る現代チェコ文学の代表…
二つの伝説 (東欧の想像力)作者: ヨゼフシュクヴォレツキー,Josef Skvoreck´y,石川達夫,平野清美出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2010/11/10メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る「東欧の想像力」叢書第六巻は、カナダに亡命し…
石の花(1)侵攻編 (講談社漫画文庫)作者: 坂口尚出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/07/12メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 68回この商品を含むブログ (79件) を見るユーゴスラヴィアはしばしばこのように表現される。 「7つの隣国、6つの共和国、5つの民…
東欧史を読みかじっているところで、最近チェコスロヴァキアについてのとりあえず入門的な本をいくつか読んだ。東欧(今は中欧と呼ぶ方がいいのだろうけれど)の国としては新書で通史本が出ているあたり、恵まれている方だろうか。チェコとスロヴァキアを知…
ミカイールの階梯〈上〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)作者: 仁木稔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/05メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (18件) を見る ミカイールの階梯〈下〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)作者:…
ミステリウム作者: エリック・マコーマック,増田まもる出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2011/01/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 72回この商品を含むブログ (39件) を見る「奇想現代文学ミステリ」という惹句をつけられたマコーマックの第二長篇…
隠し部屋を査察して (海外文学セレクション)作者: エリックマコーマック,Eric McCormack,増田まもる出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 44回この商品を含むブログ (7件) を見る去年はずっとプルーストか笙野頼…
文藝 2011年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/01/07メディア: 雑誌 クリック: 11回この商品を含むブログ (9件) を見る笙野頼子 - 小説神変理層夢経・序 便所受難品その前篇 猫トイレット荒神 - Close to the Wall 『地神ちゃんクイ…
「失われた時を求めて」メモ - Close to the Wall「失われた時を求めて」メモ2 - Close to the Wall 今年一月から読み始めて月一冊ペースできたけれど、キリがよいので今月一気に二冊読んで読了となった。すでにメモその1その2があるけれど、その3のかわりに…
講談社「日本の歴史」その他 - Close to the Wall以前記事にも書いたように、講談社学術文庫で文庫化された講談社版の日本の歴史を読んでいる。以前書いた記事の再掲も含まれるけれど、丁度区切りの良いところまで読んだので、いくらか改稿の上ひとまとめの…
グアルディア 上作者: 仁木稔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/04/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (24件) を見るもう三週間前になってしまうけれど。さる11月7日に小説家仁木稔、聞き手に批評家の岡和田晃を迎え、SF乱…
前回に続いて、生物学つながりというか、そんな感じで、最近キノコの本を読んでいた。そもそものきっかけはニコニコ動画で東方及びキノコ動画を多数投稿しているガガンボ氏のシリーズ*1を見て、キノコについて興味がわいたからだ。 【ニコニコ動画】魔理沙と…
俺みたいな文系素人が進化論を面白がるための約20冊 - 万来堂日記3rd(仮) という記事があって、これは非常に面白く読んだ。のっけから四連続で読んだ本が出てきていて、全二十一冊(上下巻はひとつとカウント)のうち、自分も読んでいる本は六冊くらいだ…
ゼンメルヴァイスの生涯と業績・ゾラを讃える (1981年) (自家発電叢書)作者: L=F.セリーヌ,菅谷暁出版社/メーカー: 無量寿+倒語社発売日: 1981/03メディア: ?購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (1件) を見る怪しい健康情報の検証で知られるどら…
すばる 2010年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/09/06メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る早速発表された猫ダンジョンの後篇。 前回はこちら 笙野頼子 - 小説神変理層夢経 猫未来託宣本 猫ダンジョン荒神(前…
前回のに続いてメモその2。今回で八巻まで行ったから、次回で終わりかな。失われた時を求めて〈5〉第三篇 ゲルマントの方〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)作者: マルセル・プルースト,鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08/01メディア: 文庫…
すばる 2010年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/08/06メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見る後篇を待たずに序章の翌月に早くも発表された「小説神変理層夢経」の続篇の前篇。「前篇」などのタイトルの付け方が「…
乙女の密告作者: 赤染晶子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/07メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 115回この商品を含むブログ (57件) を見る赤染晶子は以前、「花嫁おこし」を読んでから変な作家だなと気になって、唯一の単行本だった「うつつ、…
文藝 2010年 08月号 特集:江國香織 [雑誌]出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/07/07メディア: 雑誌購入: 4人 クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見るここ最近まったく音沙汰がなかった笙野頼子の久々の新作は、「小説神変理層夢経(しん…
辺境生物探訪記 生命の本質を求めて (光文社新書)作者: 長沼毅,藤崎慎吾出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/07/16メディア: 新書購入: 10人 クリック: 92回この商品を含むブログ (31件) を見る以前このブログでも何度か書いた長沼毅氏の新著が出ていた。 …