
- アーティスト: アタリス
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2003/10/22
- メディア: CD
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音はいわゆるメロディック・パンクとかエモとか言われているタイプで、日本だとエルレガーデンとかストレイテナーあたりと似たような感じ。
パンク系の音は演奏が単なるノイズに聞こえることが多くて、ふだんあんまり聴かないんだけど、なぜこのバンドを知ったかは非常に単純。Youtubeでドン・ヘンリーの「The Boys Of Summer」を見ていたら、関連リンクにこのバンドの同曲のカバーがあったから。
まったく知らなかったバンドだったが、これがかなり良くできていて、原曲の魅力を良く引き出しているなと感心した。こうしてみるとこの曲はこうしたパンク・ロックアレンジと非常に相性が良かったんだなと感じる。
The Ataris - Boys Of Summer
この一曲だけでもかなり良いが、他の曲も結構出来が良い。メロディセンスはかなりあるものの、やはり音が私の好みとははずれるので、そこらへん少し微妙ではあるが、パンク・ロックとして非常にこれは高水準のアルバムだろうと思う。パンク的な疾走感バリバリの曲から、ちょっと落ち着いた叙情的な曲までそろっている。
パンク系では有名なのかな。
しかしこのバンド、バンド名がアタリジャガーのアタリから来ていて、かつこのアルバムタイトルは映画「グーニーズ」の台詞に由来する、という凄く妙な人たちだ。好きなんだろうか。
The Ataris-The Saddest Song