- アーティスト: イーグルス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: CD
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で、正直このアルバムはあまりパッとしないと思う。というか、このアルバムではあえてイーグルスらしさを消して作られているため、カントリーぽさも多重ギターの爽快なロックソングもなく、メンフィス・ソウル風と言われるスタイルを取り入れているため、個人的には馴染めないアルバムになっている。
いい曲がないわけではないけれど、あんまり印象に残らない。イーグルス的というより、むしろこの後の各メンバーのソロに近い感じがある。80年代AORに近いというか。
なんというか、個人的には思い入れのある曲がないアルバムなんだなー。だからこのアルバムからの選曲が多い、ライブ盤は結構微妙。
1.The Long Run (3:43)
タイトル曲。変に明るくなって、ちょっと面食らう。佳曲だけれど、微妙だな。
2.I Can't Tell You Why (4:55)
綺麗なバラード。なかなかの曲で、結構代表曲っぽい扱いだ。
3.In The City (3:45)
ハードなロックナンバー。しかし、メロディが弱い。
4.The Disco Strangler (2:45)
ギターの鋭いハードめの曲。これはなかなかいいのだけれど。
5.King Of Hollywood (6:28)
四枚目に続きハリウッド。この曲では三ヶ所のギターソロをフライ、フェルダー、ウォルシュがそれぞれ担当している。曲は淡々としていて、地味っぽいが、雰囲気がある。
6.Heartache Tonight (4:26)
ライブでもよく演奏されるという確かにライブ映えしそうな曲ではある。
7.Those Shoes (4:54)
暗めでギターの印象的な曲。
8.Teenage Jail (3:44)
これもまたちょっと暗い。いかん、ここらへん何も書くことがない。
9.The Greeks Don't Want No Freaks (2:20)
一転、やけくそみたいにアッパーな曲。クラブを舞台にした曲らしくディスコ調の浮かれた感じ。
10.The Sad Cafe (5:35)
これはなかなか良い、というか、このアルバムについてはみんなこの曲についてよく語っている。これがかなり良い曲であることはもちろんだけれど、これ以外にめぼしい曲がないからそうなってしまう、という感じがする。
で、今月末にはついにこのアルバムから28年を経て、ついに全曲新曲のスタジオフルアルバムがリリースされる。しかし、ドン・フェルダーが解雇され、四人編成での新作となる。メンバー間の人間関係はどうでもいいが、サポートギタリストとかを入れるのだろうか。ギターサウンドが薄くなりそうな気もするが。
- アーティスト: Eagles
- 出版社/メーカー: Polydor
- 発売日: 2007/10/30
- メディア: CD
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以下の映像はユニバーサル自身が投稿したオフィシャルなものらしい。また、この曲は実は初期からのライブレパートリーのひとつらしい。だから非常に初期イーグルスらしい曲になっているのか。
Eagles - How Long
しかし、国内盤での邦訳タイトルのだささは凄まじい物がある。もっとシンプルに訳せよ。そして、国内盤の異様な値段の高さ。イーグルスのアルバムは国内盤でそろえていたけれど、これは輸入盤を買うかもしれん。