- アーティスト: Flower Kings
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 2001/09/18
- メディア: CD
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また、前作から加入のベース、ヨナス・ラインゴールドのベースプレイがより奔放になり、冗談みたいに動き回るアグレッシブさが面白い。
1.Last Minute On Earth (11:51)
ハードなリフを中心に展開するパワフルかつダイナミックなオープニング。中間部でのギターとキーボードのソロバトルが聴かせる。
2.World Without A Heart (4:30)
心にしみる暖かいヴォーカル曲。こういう曲の秀逸さが、フラキンの良いところだと思う。
3.Road To Sanctuary (13:49)
キーボードのコミカルな音色が楽しい長尺曲。前半のギターソロ部でのキーボードの音がまた面白い。この曲は特にトマス・ボディーンをフィーチャーした曲なのかな。それでいてヴォーカル曲の夢見心地なメロディライン。テクニカルなパートからラストは叙情的なインストへと展開し、綺麗に終わる。
4.The Rainmaker (6:02)
インスト。ギターソロなどを挾むが、穏やかで静かにキーボードが響く。
5.City Of Angels (12:04)
一転、明るく、アップテンポな曲調。サビのメロディが秀逸な名曲。
6.Elaine (4:56)
これもヴォーカルメイン。動き回るベースが聴き物のミドルテンポのバラード調。良曲。
7.Thru The Walls (4:28)
これも歌をメインにしたやさしげな曲調。
8.Sword Of God (6:03)
ハードなギターをメインに、Hans Frobergのパワフルなヴォーカルが冴える。中間部でのキーボードのメロディが非常に印象的、そこからギターが変奏し、インスト部に展開していくところはなかなか良い。
9.Blessing Of A Smile (3:09)
キーボードメインのインスト。
10.Red Alert (1:07)
アップテンポな軽快なインスト。次曲へのイントロのような感じ。
11.Serious Dreamers (9:00)
キーボードが盛り上がったところで、美しいコーラスのサビメロディが出てくる。歌メロの綺麗さはフラキン随一だろう名曲。
2、5、11などのファンタジックでハートウォーミングなヴォーカル曲が要所要所に配置され、全体のイメージを決定づけている。ハードな感じは前作よりは減退しているが、その分、ヴォーカルパートの叙情性がアップした感じがある。
The Flower Kings - Last Minute On Earth