2011年に聴いていた音楽。

は、去年のまとめ記事でもコメントしたように、ほとんど新作を買えず、なにかしら記事を立てられるほど聴いていない。それでも、なんとか入手したのはAsturiasの二作だ。

まずはAsturiasのアコースティック部隊、アコアスことAcoustic Asturiasの第二作。

レジェンド・オブ・ゴールド・ウィンド

レジェンド・オブ・ゴールド・ウィンド

前作が楽しめたなら確実に今作も楽しめるだろうクオリティの高さはそのままで、当然大傑作というほかない。絵が目に浮かぶような流麗なメロディと、ロック要素を忘れない激しさもある、素晴らしいアコースティック音楽。
とりあえずPVを。

フラクタルズ

フラクタルズ

そしてなんと半年経たずにAsturiasのエレクトリックバンド形態、エレアスことElectric Asturiasの第一作が出たのには驚いた。ヴァイオリンフロントのバンド形式で、チェンバープログレといっていいのか。アコアスに比べ、ロックならではの激しさとややダークな雰囲気、そしてプログレらしいひねったリズムが絡み合った作品。エロゲのopでもあった「静かなるMoonsign」をエレアスアレンジした曲や、最後の『組曲「フェイト」』は、最近アニメにもなった虚淵玄による小説『Fate/Zero』の、イメージアルバムに提供した楽曲のエレアス版だったりする。この『組曲「フェイト」』がなかなか素晴らしい。私は特にラストの「ザ・ランサー」が好きだ。第二曲、「アーガス最後の戦い」の後半部分が公式にアップされている。

今年はこの二作、ということで。他にもNeal Morseの新作とか、Steve Hackettのライブとか買ったけれど、まあまあいつも通りという感じ。ハケットの新作、zabadakの新作、ionaの新作、Siberianの新作、そしてOldfieldのデラックスエディションとか買い逃した物が多いけれど、それは追々、ということで。