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告知記事一覧

単著『後藤明生の夢 朝鮮引揚者の〈方法〉』刊行 2022年9月末 幻戯書房より『後藤明生の夢 朝鮮引揚者の〈方法〉』が刊行されます - Close To The Wall 新着順2023.12.31岡和田晃編『上林俊樹詩文集 聖なる不在・昏い夢と少女』の制作に協力 上林俊樹詩文集…

『代わりに読む人0 創刊準備号』に後藤明生小論を寄稿しました

代わりに読む人0 創刊準備号作者:蛙坂 須美,海乃 凧,太田 靖久,小山田 浩子,オルタナ旧市街,柿内 正午,鎌田 裕樹,近藤 聡乃,佐川 恭一,田巻 秀敏,陳 詩遠,東條 慎生,友田 とん,haco,橋本 義武,伏見 瞬,二見 さわや歌,毛利 悠子,わかしょ文庫,コバヤシ タケシ…

図書新聞2022年5月7日号にて木名瀬高嗣編『鳩沢佐美夫の仕事』第一巻の書評が掲載

図書新聞2022年5月7日号にて木名瀬高嗣編『鳩沢佐美夫の仕事 第一巻』の書評が掲載されています。アイヌ民族初の近代小説の書き手としてのみならず、アイヌの経験を通して現代の「人間」が被る経験を描いた現代文学として読まれるべきではないか、という感じ…

図書新聞にミルチャ・カルタレスク『ノスタルジア』の書評が掲載

明日発売の図書新聞2020年2月5日号にミルチャ・カルタレスク『ノスタルジア』の書評が掲載されています。ルーマニアポストモダンの旗手ともいわれる作家の代表作ですけれど、これがなかなか手強くて、今までで一番書くのが難しかった書評な気がします。未だ…

図書新聞にサーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』の書評が掲載

今週末には入手できる図書新聞2021年11月17日号に、サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』というベラルーシの作家による長篇の書評を書いています。昨今も民間機強制着陸で反体制ジャーナリストを逮捕したという現代ベラルーシの強権的社会を内側から描い…

共著『現代北海道文学論』が刊行されました

現代北海道文学論―来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて発売日: 2020/01/01メディア: 単行本現代北海道文学論 来るべき「惑星思考」に向けての通販/岡和田 晃/岡和田 晃 - 小説:honto本の通販ストア JRC一手扱い― 藤田印刷エクセレントブックス こ…

「図書新聞」2019年9月7日号にはちこ著『中華オタク用語辞典』の書評が掲載

表題通りの原稿を書きました。おそらく昨日から書店などで入手できると思います。電子版もコンビニで買えます。「図書新聞」2019年9月7日号にはちこ著『中華オタク用語辞典』の書評が掲載されました。文字通りの本ですけども、中華圏のネット用語から日本と…

図書新聞に陣野俊史さんとの対談が掲載

本日発売の図書新聞2019.6.15日号に「故郷喪失から意味の解体へ」という後藤明生『笑いの方法』刊行を期した、私東條慎生と陣野俊史さんによる対談が掲載されています。同じくつかだま書房刊の『引揚小説三部作』をも題材に、引揚げ、方言、歌などについて触…

『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房)の解説鼎談に参加しました

骨踊り作者: 向井豊昭出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2019/01/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る1/25日頃刊行予定の『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房)に付された鼎談「向井豊昭を読み直す」に、岡和田晃、山城むつみ両氏とともに私も参…

図書新聞につかだま書房の後藤明生本の書評

バックナンバー 図書新聞2018年7月28日号四面、つかだま書房の後藤明生著作を扱った枠にて「後藤明生の再読のために」という3000字ほどの書評を寄せました。対談集、座談集、『引揚小説三部作』『壁の中』を手がかりにしつつ、後藤明生における朝鮮引揚げ体…

トーキングヘッズ叢書ケイト・ウィルヘルム追悼特集に『クルーイストン実験』のレビュー

秘めごとから覗く世界 (トーキングヘッズ叢書 No.75)作者: アトリエサード出版社/メーカー: 書苑新社発売日: 2018/07/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るアトリエサードのトーキングヘッズ叢書75号におけるケイト・ウィルヘルム追悼特集に…

季刊メタポゾン第11号に鶴田知也論を書きました

季刊メタポゾン第11号 特集大西巨人 (2017年冬号)作者: 大西巨人,その他,大西赤人出版社/メーカー: 寿郎社発売日: 2018/01/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るちょっと記事にするのを忘れてましたけれども、表記の雑誌に…

季刊「未来」の後藤明生論第六回「夢の話法」について

後藤明生論最終回が掲載された季刊「未来」2018冬号、届きました。近々一般に入手できるかと思います。今回で第一部で、あと二部三部とあるわけですけれど、連載はここで終了です。なので、最後の最後十六節の「朝鮮引揚者の戦後と方法」では、終章として書…

北海道新聞「現代北海道文学論」に山下澄人論が掲載されました

道新さまから山下澄人『しんせかい』についての拙稿が載った北海道新聞の現物が届いた。まぼろしじゃなかったんだ……! そのうちウェブにも載ると思います。 pic.twitter.com/ul8Igk2fa7— 東條慎生 (@inthewall81) 2017年11月5日山下澄人の芥川賞受賞作『しん…

季刊「未来」の後藤明生論第五回「「とつぜん」としての世界」について

後藤明生論第五回掲載の季刊「未来」を一足はやく頂いた。今回は結構トリヴィアルな註をつけてあって、われながら何を調べてるんだ、と思ったりもしました。それなりに面白いとは思うんですけどもどうでしょうね。 pic.twitter.com/OGPlxWkWMo— 東條慎生 (@i…

季刊「未来」の後藤明生論第四回「憧れと挫折」について

季刊「未来」2017年夏号が届きました。後藤明生論第四回、「憧れと挫折」掲載しております。今回から『挾み撃ち』篇に入ります。 pic.twitter.com/1uD9eG6hg5— 東條慎生 (@inthewall81) 2017年6月27日 後藤論連載第四回の掲載された季刊「未来」2017年夏号が…

北海道新聞に笠井清論を書きました。

Twitterで告知したまま忘れてましたけれど、さる3/28の北海道新聞夕刊で、連載企画「現代北海道文学論」の一環として私が担当した笠井清論が掲載されました。『北の想像力』の執筆者たちが北海道文学について論じる「現代北海道文学論」が3月28日の北海道新…

季刊「未来」の後藤明生論第三回「ガリバーの「格闘」」についての補記

未來社の季刊「未来」2017年春号に、「『挾み撃ち』の夢――後藤明生の引揚げ」第三回、「ガリバーの「格闘」」が掲載されています。できたばかりで一般に入手できるのは来週になるかと思いますけれども、よろしくお願いします。 pic.twitter.com/bWlZfr6UaQ— …

季刊「未来」の後藤明生論第二回「回帰する朝鮮」についての補記

連載第二回の掲載された季刊「未来」2017冬号が出たようです。 今回は前回を継いで植民地朝鮮をはじめて正面から描いた「異邦人」、「笑い地獄」そしてさしあたり70年連作と呼んでいるうちの最初の2作、「誰?」と「何?」を扱っています。また、後藤明生論…

季刊「未来」の後藤明生論第一回「〈異邦人〉の帰還」についての補記

「未来」2016年秋号(No. 585) - |未來社 未来連載第一回が始まりました。今回は全体のイントロダクションと、「赤と黒の記憶」、「歩兵中尉の息子」を扱っています。時系列からすると変ですけれど、本文で書いたとおりこれはこの二作が表裏一体だからです…

未來社のPR誌 季刊「未来」で後藤明生論を連載します

月刊PR誌「未来」|未來社 表題の通り、季刊「未来」にて、「『挾み撃ち』の夢――後藤明生の引揚げ(エグザイル)」の連載をスタートすることになりました。九月末に出る季刊「未来」2016年秋号にて、第一回「〈異邦人〉の帰還」が掲載されます。全六回、一年…

「SF Prologue Wave 2015年10月20日」に創作を掲載していただきました。

「SF Prologue Wave 2015年10月20日」 – SF Prologue Wave 六月にも載せていただいた「SF Prologue Wave」の10/20日公開分にて、わたしの創作童話「ゆうやけ」が寮美千子さんの挿絵とともに掲載いただいています。 これは、児童文学雑誌「ぱろる」に…

「SF Prologue Wave 2015年6月20日」に創作を掲載していただきました。

「SF Prologue Wave 2015年6月20日」 – SF Prologue Wave 日本SF作家クラブ公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」の今日付の公開分にて、私が以前「幻視社 第二号」に書いた創作「オメガ・メタリクス」を再録していただいております。 随想風近未来…

六月、SF乱学講座「『アイヌ民族否定論に抗する』でヘイトスピーチを打破する」に登壇します

SF乱学講座 来月六月七日に開催されるSF乱学講座にて、『アイヌ民族否定論に抗する』の編者、岡和田晃、マーク・ウィンチェスター、そして私という担当で、アイヌ否定論に関する講演を行います。お二人の横に並ぶのはなんとも気後れする次第ですけれど、…

1/26日発売の『アイヌ民族否定論に抗する』に寄稿しました

アイヌ民族否定論に抗する作者: 岡和田晃,マークウィンチェスター出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/01/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (30件) を見る岡和田晃、マーク・ウィンチェスター編のアンソロジー『アイヌ民族否定論に抗する』(…

「TH」No.61「レトロ未来派〜21世紀の歯車世代」にレビューを書きました

レトロ未来派〜21世紀の歯車世代 (トーキングヘッズ叢書 No.61)作者: アトリエサード出版社/メーカー: 書苑新社発売日: 2015/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るアトリエサードから出ているトーキングヘッズ叢書の61号、「レトロ未来派…

『北の想像力』ポータルサイト開設

http://www.geocities.jp/gensisha/north/index.html 上記URLにて、『北の想像力』の特設サイトを開設しました。 概要、目次、執筆者紹介、言及や書評の一覧といった情報の他、岡和田晃による序論全文を公開しております。 さらに関連イベント情報には、私が…

青月社編『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』に寄稿しました

ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち いま読みたい38人の素顔と作品作者: 都甲幸治,西脇雅彦,石川清子,越野剛,小澤英実,阿部賢一,佐藤良明,土肥秀行,楠瀬佳子,橋本智弘,上岡伸雄,山口和彦,原成吉,宮原一成,水谷八也,山内功一郎,日吉信貴,加藤洋介,大野典宏…

「未来」2014年8月号に書評掲載

「未来」2014年8月号(No. 575) - |未來社 未來社のPR誌「未来」2014年8月号に『向井豊昭の闘争』の書評「忘れられないための「闘争」」が掲載されています。書店に出回るのはもう数日(今週中には)かかるかと思いますけれども、みかけた際にはお読み頂け…

岡和田晃『向井豊昭の闘争 異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』刊行

向井豊昭の闘争: 異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学作者: 岡和田晃出版社/メーカー: 未来社発売日: 2014/07/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る向井豊昭アーカイブでも近刊予告をずいぶん前からしていましたけれども、このほどつい…